「なるほどな」と「ちがうんだよな」
最近、
自分の中におきるものを観察することを
あらためてやっている。
なにか、自分の中にない考え方にであうときに、
この二つの感想が
時と場合で違った形でおきていることに
今朝、歯を磨きながら
気がついた。
なるほどな。
と
感じるときは、
自分の中でまったく気がつかない範囲や角度から、気づかされたときにすっと入り込む。
ところが
ちがうんだよな。
と想うときは、
どうも、自分はそれをわかって(かならずしも自分が正しいとは限らない)
いるんだけども、そこじゃない切り口があったときだ。
これは、ちょっとおもしろい。
子どもたちに何かを伝えるとき
彼らはなるほどな。
と想うときは、
どんどん良いパフォーマンスを見せる。
ちがうんだよな。
と想われてしまうと、
心が閉じてしまう。
相手になるほどな。と思ってもらいたいときこそ、
相手に対して、敬意をもって、相手の世界の範囲を理解することから
はじめるのがいいのかもしれない。