月の裏側を見てみたい。

「札幌の家庭教師ポプラ工房」共同代表 横山の雑記

君を待っている人がいる。

先週は、めまぐるしく状況が変わり
多くの学びがあった。

(学びがあったという言葉は遠まわしで、
いやなことばっかりあったという意味も含むことがあることも
社会人になってしばらくしてから聞いた。)

そうはいっても
楽しいこともいっぱいあって
その一つに
中学校で道徳の講座を特別に2時間受け持った。

命をテーマに
話してほしい。ということ。

講義の一週間前に、先生を通じて事前にアンケートをお願いした。

「命と聞いて連想する言葉を三つ書いてください。」

生きる。大切。愛。などなど

もう、十分、子どもたちは命を大切にしなきゃいけない。
そういう観念的なものは捕らえられている。
のではなかろうか?そんな事が、伝わってきた。

さて、そこに命を大切にしようという講義の組み立てをしても
本当に伝わるのだろうか?

先生と打ち合わせをして、
今を生きる

人間が人間として生きている意味を考えてほしい。

そういうテーマにしてみた。

当初は、人間と動物の違いと人間の可能性を語ろうとおもっていたのだけど、
授業の準備を進めていくうちに

今を生きてるし、生きているだけでいいじゃんか。
とおもってきた。

ただ。
どうしても伝えたいことがあった。

※ほとんどのことは思い通りになんてならない。だからそれを楽しもう。
※どんなひとにも役割があってそれを待っている人がいる。

伝わらないかもしれないけど、
君を待っている人がいる。

これをわかってくれたら
「いつ出会うかわからない、その人のために今を生きる人」


増えてれたらいいな。
そうおもって
話を結んだ。

素敵な出会いや、出来事があったとき、
あぁ。あのときの自分の痛い思いは、
このときのためにあったんだ。

最近は、そう思えるときも増えてきた。
相変わらず、学びのときばかりだけど。