月の裏側を見てみたい。

「札幌の家庭教師ポプラ工房」共同代表 横山の雑記

満月を見るたびに

ある方が、人生に残された夏休みの数を意識して、
仕事をしているという話を聞いて以来
一年に12回くらいしか見られない、満月などを意識するようになった。

限られた人生で、いつまで生きるかわからないけど
確実にカウントダウンがされている。

スーパームーンなどという言葉をついぞ最近だけれども、
そんな風に特別な満月じゃなくても一年のうち、
晴天のなかでの満月に照らされる青い夜は、何回あるかどうか。

では、残り少ない時間であとどれくらい満月をみられるだろう。

まして、子どもたちと一緒に、満月をみるのは
何回あるだろうか。

最後に、息子たちと満月を眺めたのはいつだろう?

「あなたの将来のために」
なんて、いう言葉で、勉強を強要したりする親がほとんどだけど、
そんなことは、案外子どもが自分で探し出す。

もっと自己中心的にかんがえてもいいんじゃないだろうか?
子どもとすごす自分自身に残された時間を意識してもいいんじゃないだろうか?
満月の数、子どもと一緒に共有することも。

子どもと空をながめる。
子どもと一緒にいられること。
世の中のオトナたちが、その時間、その回数を
もっと大切にしてくれたら、世の中をもう少し優しくなれるとおもう。

最後に、息子たちと満月を眺めたのはいつだろう?

それにしても前回の満月は、次から次と雲が流れていく。
見ていて楽しかったけど
狼男にとっては忙しかっただろうな。毛がはえたりもとに戻ったり。