いじめの仕組みができあがったら(書籍紹介)
本棚を整理していた。
いじめられて学校を休んだ生徒が
なぜか、成績に1がついて、
のほほんと、いじめた側に良い成績がつく。
なんて、不条理な世の中だ。
数年前、同窓会に出たら、
昔のいじめの武勇伝を語っていたやつがいた。
もう、そいつとは話もしたくない。
40超えて、なにも考えていない残念なやつだとおもったが、
人間の本質は早々かわらないという証明でもあるかもしれない。
この時期は、同窓会などもよく各地で行われているが、
そこに足を運びたくない理由にいろいろな過去もあるのだろうとおもう。
そんなことをおもいながら、
読まないでいた本のページを、この年末年始にめくった。
「オール1の落ちこぼれ、教師になる」
最近は、スマホとの付き合いが長く、
紙に書かれた活字を読むことが
本当に少なくなったが、
本の中からこんなリストが飛び込んできた。
いじめを目の前にしたこどもの選択肢
1 いじめる側に入る。
2 いじめを周りから眺めて楽しむ。
3 見て見ぬ振りをする。
この3つの選択肢しか、ないそうだ。
本当に情けないことだけど、
1~3どれも自分には覚えがある。
しかし、これはこの中の選択肢しかないとするならば、
様々な経験をしてきているオトナが発見し、
救いだしてあげるべきなのだとおもう。
年末
「教師になりたい。」
そういっていた不登校の子とであった。
何かの形で力になれる方法を模索したい。