月の裏側を見てみたい。

「札幌の家庭教師ポプラ工房」共同代表 横山の雑記

努力の先に夢が叶う?


20代のころ
自己啓発本に夢中になった。

仕事が、なかなか思い通りにならず
出張するたびに、
ライトなタッチで書かれている自己啓発本を手に取り
移動の最中にずいぶんと読んだ。

数年たって、
知識は増えたかもしれないが、
なかなか生活に変化が無い(いやむしろ状況は苦しくなっている?)
自分がいた。

努力すれば夢がかなう。
今の自分は過去の自分が作っている。
人は変えられないが自分は変えられる。

いろいろなキャッチフレーズがあり、
実際そのとおりなのだと思う。

ときどき、
自己啓発本の受け売りのようなことを
伝えている人がいる。
これは、ちょっと厄介な気がする。

自己啓発本の内容と比較して
他人の否定をしてしまう。
親子であればもっとその子どもはつらいだろうと思う。

あなたの努力がたりないから、今の自分があるのだ。

そんな必要は無いとおもう。
オトナでも、コドモでも
その存在と価値を認めてもらえれば
さまざまな場で活躍をする。
気づきは自分で気づいていくものだ。

自己啓発の内容は、
せめて自分にとどめておくといい。
他人に押し付けるためのものではない。

自己が他人に向かうと事故になる。