月の裏側を見てみたい。

「札幌の家庭教師ポプラ工房」共同代表 横山の雑記

物忘れと永遠の少年

SNSスマホが、生活に侵食してきてから、

何もなくて穏やかだった日々が、他人との比較と他人への嫉妬でゆさぶられることが多くなった。

もともと少なかった読書量なのに
さらに減っていく。

減っていく読書量でも大好きな本というのはなかなか手放せないもので、

その中のひとつに

「海馬」という本がある。

Amazon.co.jp: 海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス: 池谷 裕二, 糸井 重里: 本

たしか、その本で、
若手研究家の池谷さん(当時は若手だった・・・池谷さんも僕も)
がいっていたのは、

★脳は同時に7つくらいしか、覚えて置けないので、それを超えたら忘れていく。
といったような内容。(うろ覚え)

これは、今でも心の支えになっている。

物忘れが激しい僕は、他人から責められることが多いから、
そういうときは、7つ以上の案件が入ってきたのだと言い訳する。
決して、年齢を重ねたせいにはしない。心配事が多いせいだと言い訳する。

そういうときに、ところてんが押し出されることをイメージして
「ところてん式物忘れになっちゃった。ゴメン」と言い訳するのだけど
だれもわかってくれなくて、

順番に説明しているうちに、
だいたいが他の話に移ってしまう。
つまり話題がところてん式に忘れられていく。

とにかく、新しい情報をキャッチしたら、
何かを忘れていくので、
これは、物忘れが激しいということじゃなく、
「情報感度が高い。」
と自分を慰める。。

もうひとつ心の支えになっている内容が
★こどものころは物忘れをしても気にしないだけ。

そんなことも書かれていた気がする。

だから、
自分のことを表現するときには
「永遠の少年」
ということにしている。

永遠の少年は、忘れても気にしない。
未来に向かって進むだけ。(言い訳)